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嘘月 - 子弥

嘘月-子弥.mp3
[00:00.500]雨が降った花が散った [00:03.160]ただ染...
[00:00.500]雨が降った花が散った
[00:03.160]ただ染まった頬を想った
[00:06.130]僕はずっとバケツ一杯の月光を呑んでる
[00:12.640]本当なんだ夜みたいで
[00:15.250]薄く透明な口触りで
[00:18.130][01:09.23]そうなんだ、って笑ってもいいけど
[00:22.900][00:29.89][01:14.23][01:29.77][01:55.19][02:33.35][03:24.34]
[00:23.790][01:49.29][03:19.44]僕は君を待っている
[00:51.190]夏が去った街は静か
[00:54.150]僕はやっと部屋に戻って
[00:57.270]夜になった
[00:59.070]こんな良い月を一人で見てる
[01:03.280]本当なんだ、昔の僕は涙が宝石で出来てたんだ
[01:15.560]声はもうとっくに忘れた
[01:18.460]想い出も愛も死んだ
[01:21.400]風のない海辺を歩いたあの夏へ
[01:31.380]僕はさよならが欲しいんだ
[01:37.910][03:07.74]ただ微睡むような
[01:43.200][03:13.56][03:37.46]物一つさえ云わないまま
[02:04.900]歳を取った一つ取った
[02:07.750]何も無い部屋で春になった
[02:10.690]僕は愛を、底が抜けた柄杓で呑んでる
[02:17.090]本当なんだ味もしなくて
[02:19.560]飲めば飲むほど喉が乾いて
[02:22.570]そうなんだって笑ってもいいけど
[02:28.360]僕は夜を待っている
[03:01.150]君の鼻歌が欲しいんだ
[03:25.200]君の目を覚えていない
[03:31.380]君の口を描いていない
[03:43.440]僕は君を待っていない
[03:49.290]君の鼻を知っていない
[03:55.460]君の頬を想っていない
[04:01.140]さよならすら云わないまま
[04:07.360]君は夜になって行く
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