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幽霊屋敷の首吊り少女 - 足首

幽霊屋敷の首吊り少女-足首.mp3
[00:00.09]足首 - 幽霊屋敷の首吊り少女 (幽灵屋的上...
[00:00.09]足首 - 幽霊屋敷の首吊り少女 (幽灵屋的上吊少女)
[00:03.08]曲:トーマ
[00:40.28]或る夏影を
[00:41.65]伸ばすような夕暮れ
[00:43.83]カラスが鳥居の上で
[00:45.24]聞いた噂
[00:46.56]耳打つ子供の声
[00:48.67]夏祭り揺ラリ
[00:50.88]裏山の小道トンネルの向こうに
[00:54.55]ポツリと古び眠る屋敷があって
[00:57.28]首吊った少女の霊が
[00:59.25]夜な夜な出るそうだ
[01:00.95]好奇心で立ち入る人達
[01:04.16]「言っただろ出るはずない」と
[01:06.58]軋む階段揺れる懐中電灯
[01:09.57]誰も気付いてはくれないや
[01:12.3]「私死んでなんかない」って
[01:14.15]暗がりに浸かって
[01:15.93]そっと強がって澄ましても
[01:18.54]過ごした日々と共に
[01:20.58]止まった針は埃被って
[01:23.0]また声枯らして
[01:24.479996]今日が終わって
[01:25.42]明日が窓に映り込んでも
[01:29.37]私は此処にいます
[01:55.36]季節を束ねた虫の聲夕立
[02:00.58]流れた灯篭
[02:03.2]神様の悪戯のよう
[02:15.27]迷い込んできた灰色猫
[02:18.20999]「あなたも私が
[02:19.45999]見えないの?」
[02:20.6]背を撫でようとした
[02:22.13]右手は虚しく
[02:23.9]するり抜け空を掻いた
[02:26.27]「私死んでいたのかな」って
[02:28.29001]膝を抱えて
[02:29.93]過去の糸を手繰っても
[02:32.43]些細な辛いことや
[02:34.52]家族の顔も思い出せなくて
[02:36.88]遠くで灯りだす家並みの明りや
[02:40.45999]咲いた打ち上げ花火を
[02:43.37]眺め今を誤魔化す
[03:14.58]夏の終わり過ぎ去った
[03:18.36]子供たちの噂も薄れ
[03:21.68]漂っては薫る
[03:23.52]線香の煙と一緒に
[03:26.73]姿は透けやがて消えゆく
[03:30.9]私はただの一夏の噂だった
[03:34.93]六月始めに生まれ
[03:37.86]八月終わりに遠退いた
[03:40.45]意識は影法師になった
[03:43.05]誰も見つけては
[03:44.32]くれなかったけれど
[03:46.45]記憶の片隅にある
[03:49.0]かつての淡い日々の
[03:51.11]一部となって残り続ける
[03:53.63]もう切らした向日葵の歌
[03:56.1]蝉しぐれも亡き
[03:57.7]夏の匂いだけ残る屋敷に
[04:01.15]少女はもういないだろう
展开