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負けたあの子の風と街 - こねこむ

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負けたあの子の風と街-こねこむ.mp3
[03:51.0]終着の駅から見る公道は広告の様に [03:51.0...
[03:51.0]終着の駅から見る公道は広告の様に
[03:51.0]無数の絵画がただただ叙情を吐き、
[03:51.0]静寂を投げてく
[03:51.0]倍々になった夜雨さえ、触って感じるみたいに
[03:51.0]日常の要素に今でも純金属を思い出す
[03:51.0]自責で梳き、粧した心臓は
[03:51.0]今まだ文字も書けないままで
[03:51.0]行商人からペンを買い、大切にしている
[03:51.0]言葉の綾を辿って 蛾をいぶす要領で
[03:51.0]矢継ぎ早に飛ばす音を伴った私の声を
[03:51.0]知らん振りしていた人に混じって笑いたい。
[03:51.0]劣等生はあの子が焼く
[03:51.0]この街の名菓の匂いを思い出していた。
[03:51.0]伝説じみた伽話さえ幸先が良いだけのようで
[03:51.0]白んだ陽の光と黄丹に変わる青い空より
[03:51.0]「博打打ちなんかよせよ」
[03:51.0]に似た声を聞いた気がして
[03:51.0]「あぁうん、そう。」
[03:51.0]と返すまでが花の香を纏うような私事事務
[03:51.0]ねぇ、まだ思い出すよ
[03:51.0]ザッピングした光景を
[03:51.0]合図の鐘が鳴り、死体は焼かれる
[03:51.0]英雄チェザーレ 君は勇敢で猥雑な友人さ
[03:51.0]あー。
[03:51.0]苦楽も痛楽も無けりゃ無いが
[03:51.0]「誰々いじめ」は茶飯事だね
[03:51.0]ジージーと音を出し、脆く光る遊道具の憂い
[03:51.0]言葉の綾を辿って 蛾をいぶす要領で
[03:51.0]矢継ぎ早に飛ばす世紀の傑作
[03:51.0]それすら聴かない人を許していたい
[03:51.0]解釈違いで笑いたい
[03:51.0]生活缶を振ったら出た この街の外気も匂いも
[03:51.0]度を越した嗄声にするだけだ
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