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手紙 ~親愛なる子供たちへ~ - 樋口了一

手紙 ~親愛なる子供たちへ~-樋口了一.mp3
年老いた私が ある日 今までの私と违っていたとして...
年老いた私が ある日 今までの私と违っていたとしても
上了年纪的我 即使有一天会和至今为止的我不同
どうかそのまま私のことを理解して欲しい
不管怎样你一定要理解那时的我
私で服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを结び忘れても
即使有时我会不小心将饭散落在身上 即使有时我会忘记系上鞋带
あなたに色んな事を教えたように见守ってほしい
也希望你会像我那时耐心的教你好多事情那样守护着我
あなたと话す时 同じ话を何度も何度も缲り返しても
和你说话的时候 即使同样的话我不知道要重多少遍
その结末をどうかさえぎらずにうなずいてほしい
也希望你不要打断我边点头听我说完
あなたにせがまれて缲り返し読んだ絵本の暖かな结末は
被你缠着要重复读来读去的连环画的结局
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
总会给我带来心灵的平和
悲しいことではないんだ 消え去ってゆくように见える私の心へと
这不是什么值得悲伤的事情 我希望能正视看起来渐渐离你远去的我的心
励ましのまなざしを向けてほしい
和一直会支持你的目光
楽しいこと时に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
高兴的时候 我有时会不自觉地尿湿内衣
お风吕に入るのを嫌がるときに思い出してほしい
这时我希望你记起那时候你不喜欢洗澡
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり さまざまな理由をつけて
我来回追着你 给你换掉n遍你弄脏的衣服 编出一大堆理由
嫌がるあなたとお风吕に入った 懐かしい日のことを
和不情愿的你一起洗澡的那令人怀念的日子
悲しいことではないんだ 旅立ちの前の准备をしている私に
这不是什么值得悲伤的事情 希望你会向正在作另一个旅程之前准备的我
祝福の祈りを捧げてほしい
献上祝福
いずれ歯も弱り 饮み込むことさえできなくなるかもしれない
也许有一天我的牙也会变得疏松 可能连咽东西都做不到
足も衰えて立ち上がることさえすらできなくなったなら
如果有一天我的腿变得再也站不起来的时候
あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
希望你会像小时候想站起来而力气不足寻求我的帮助那样
よろめく私に どうかあなたの手を握らせてほしい
要蹒跚的我抓住你的手
私の姿を见て悲しんだり 自分が无力だと思わないでほしい
希望你不要因为看到我的样子而悲伤认为自己无能为力
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらいことだけど
虽然明白自己连抱紧你的气力都没有了是一件痛苦的事情
私を理解して支えてしてくれる心だけを持っていてほしい
只希望你怀有一颗理解、支撑我的心
きっとそれだけでそれだけで わたしには勇気が涌いてくるのです
我可以肯定地告诉你只要那些、只要那些 我就会滋生勇气
あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように
就像在你人生的开始我好好的跟随你一样
私の人生の终わりに少しだけ付き添ってほしい
我希望在我人生的结束你能够陪伴我、只要一点点就够了
あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
怀着因你出生给我带来的很多的快乐和
あなたに対する変わらない爱をもって笑颜でこたえたい
对你永远不变的爱 我会用笑脸迎接明天
私の子供たちへ
写给我的孩子们
爱する子供たちへ
写给我最亲爱的孩子们
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