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ちはる - キタニタツヤ

ちはる-キタニタツヤ.mp3
[00:00.000] 作词 : キタニタツヤ [00:00.415] 作曲 :...
[00:00.000] 作词 : キタニタツヤ
[00:00.415] 作曲 : キタニタツヤ
[00:00.830] 君の髪に冬の残り香があった
[00:06.610] ほろ苦くて、煙みたいなアイスブルーで
[00:12.310] 僕の髪に春の花びらがついて
[00:17.710] 笑い合っていたこと
[00:20.270] もう随分前のことのように思える
[00:24.160]
[00:24.640] あまりに脆くて
[00:28.950] ただ散りゆく季節の幼い恋を
[00:35.310] 胸に抱いて雨を待つ
[00:39.880] 花冷えの日、またひとつ春めいていくから
[00:48.050]
[00:50.280] さらさらと頬を撫でる
[00:55.580] 春の雨にまた君を思い出す
[01:01.770] 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら
[01:11.820] 花便りがもう聞こえる
[01:16.730]
[01:16.840] 昼下がりの街はグレイスケールの海
[01:21.950] こぬか雨だ 傘をさしたって仕方ないね
[01:27.700] 笑う君の長いまつ毛を滑った
[01:33.050] しずくになれたら
[01:35.570] そんな空想さえ懐かしく思える
[01:39.530]
[01:39.980] 僕らの時間は
[01:43.930] ただ散りゆく季節と共に過ぎていった
[01:50.640] 気づけば君の背中は春霞の向こう側
[01:58.470] 逃げ去ってしまった
[02:02.140]
[02:03.070] さらさらと頬を撫でる
[02:08.130] 春の雨にまた君を思い出す
[02:14.220] アスファルトに滲んでいく
[02:18.760] 花びらひとつ拾う度
[02:24.350]
[02:24.540] 何度も踏みつけられて汚れてもなお鮮やかな桃色が
[02:35.640] あの日から色のない霧に囚われた
[02:42.380] 僕の目には眩し過ぎたよ
[02:47.610]
[02:48.020] 季節が千巡っても、またここに戻ってこようと思う
[02:57.870] 花冷えの日
[03:02.210]
[03:04.219] さらさらと頬に伝う
[03:09.480] しずくはもう溢れてしまって
[03:15.500] 景色全部が滲んでいく
[03:20.240] 君の背中が見えた気がした
[03:25.510]
[03:26.660] さらさらと頬を撫でる
[03:31.860] 春の雨にまた君を思い出す
[03:37.930] 薄桃色に霞んでいく光の束をつかんだら
[03:48.170] 花便りがもう聞こえる
[03:52.820]
[03:52.930] ぬるい風に冬の残り香があった
[03:58.210] 何度だって
[04:00.620] 君のいない春を歩いていくよ
[04:05.120]
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