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空想フォレスト (空想森林) - 伊東歌詞太郎

空想フォレスト (空想森林)-伊東歌詞太郎.mp3
[00:1.57]夏風がノックする  [00:4.13]窓を開けてみ...
[00:1.57]夏風がノックする 
[00:4.13]窓を開けてみると
[00:7.15]どこからか
[00:8.74]迷い込んだ鳥の声
[00:13.37]読みかけの本を置き 
[00:16.62]どこから来たんだいと笑う
[00:19.58]目隠ししたままの 
[00:22.29]午後三時です
[00:26.34]世界は案外 シンプルで 
[00:28.69]複雑に怪奇した
[00:31.98]私なんて 
[00:33.13]誰に理解もされないまま
[00:38.32]街外れ 森の中 
[00:40.71]人目につかない 
[00:43.15]この家を
[00:44.64]訪れる人など 
[00:46.68]居ない訳で
[00:48.85]目を合わせないで
[00:51.76]固まった心
[00:53.51]一人ぼっちで締めて
[00:56.73]目に映った
[00:57.74]物に安堵する日々は
[01:03.65]物語の中でしか 知らない
[01:09.92]世界に少し
[01:12.6]憧れることくらい
[01:17.37]許してくれますか
[01:26.48]淡々と流れ出した
[01:30.17]生まれてしまった 
[01:33.58]理不尽でも
[01:36.52]案外人生なんで
[01:42.03]わたしの中じゃ
[01:47.22]ねぇねぇ 突飞な未来を
[01:51.27]想像して膨らむ世界は
[01:58.22]今日か明日でも
[01:61.82]ノックしてくれないですか
[01:69.63]なんて妄想なんかして
[01:73.4]外を眺めていると
[01:78.88]突然に聴こえてきたのは
[01:83.78]喋り声
[01:89.47]飲みかけのハープティーを
[01:94.07]机中に撒き散らし
[01:98.57]そうしよう 
[02:00.65]とドアの向こうを
[02:03.67]見つめました
[02:06.77]目を合わせると
[02:11.1]石になってしまう
[02:14.6]それは両親に聞いたこと
[02:19.62]私の目も
[02:22.13]そうなっている様で
[02:29.02]物語の中なんかじゃいつも
[02:35.78]怖がられる役ばかりで
[02:40.3]そんな事 知ってる訳で
[02:52.07]トントンと響きだした
[02:55.75]ノックの音は初めてで
[02:62.03]緊張なんてものじゃ
[02:67.47]足りないくらいで
[02:72.15]ねぇねぇ 突飞な世界は
[02:76.48]想像しているよりも
[02:82.7]実に簡単にドアを
[02:87.9]開けてしまうものでした
[03:33.57]目を塞ぎ うずくまる姿に
[03:38.77]その人は驚いて
[03:43.7]目を見ると
[03:45.97]石になってしまう
[03:49.3]と言うとただ笑って
[03:54.07]僕だって
[03:56.08]石になってしまうと
[03:60.68]怯えて暮らしてた
[03:64.12]でも世界はさ
[03:66.2]案外怯えなくて
[03:69.63]良いんだよ
[03:76.77]タンタン と鳴り響いた
[03:81.45]心の奥に溢れてた
[03:87.55]想像は世界に
[03:92.65]少し鳴り出して
[03:97.67]ねぇねぇ、突飞な未来を
[04:02.02]教えてくれたあなたが
[04:07.97]また迷った時は
[04:13.08]ここで待っているから
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