那个夏日已然饱和。/あの夏が飽和する。 - 逄日帆_AUTISM

[00:00.000] 作词 : カンザキイオリ
[00:01.000] 作曲 : カンザキイオリ
[00:15.31]「昨日人を殺したんた」
[00:18.26]君はそう言っていた
[00:21.01]梅雨時ずぶ濡れのまんま、
[00:23.30]部屋の前で泣いていた
[00:26.19]夏が始まったばかりというのに、
[00:29.00]君はひどく震えていた
[00:31.69]そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。
[00:55.85]「殺したのは隣の席の、いつも虐めてくるアイツ。
[01:00.85]もう嫌になって、肩を突き飛ばして、
[01:03.65]打ち所が悪かったんだ。
[01:06.39]もうここには居られないと思うし、どっか遠いとこで死んでくるよ。」
[01:11.70]そんな君に僕は言った
[01:14.16]「それじゃ僕も連れてって」
[01:16.92]財布を持って、ナイフを持って
[01:19.72]携带ゲームもカバンに詰めて、
[01:22.47]いらないものは全部壊していこう
[01:27.82]あの写真も、あの日記も
[01:30.41]今となっちゃもういらないさ。
[01:32.94]人殺しとダメ人間の君と僕の旅だ
[01:43.81]そして僕らは逃げ出した
[01:46.25]この狭い狭いこの世界から
[01:49.04]家族もクラスの奴も何もかも
[01:52.01]全部捨てて君と二人で
[01:54.52]遠い遠い誰もいない場所で二人で死のうよ。
[01:58.98]もうこの世界に価値などないよ。
[02:01.96]人殺しなんてそころ湧いてるじゃんか
[02:05.22]君は何も悪くないよ
[02:07.87]君は何も悪くないよ
[02:26.49]結局僕ら誰にも愛されたことなどなかったんだ。
[02:31.33]そんな嫌な共通点で
[02:33.82]僕らは簡単に信じあってきた
[02:37.12]君の手を握った時、微かな震えも既になくなっていて
[02:42.49]誰にも縛られないで線路の上を歩いた二人
[02:47.84]金を盗んで、二人で逃げて、
[02:50.48]どこにも行ける気がしたんだ
[02:53.11]今更怖いものは
[02:56.36]僕らにはなかったんだ。
[02:58.52]額の汗も、落ちたメガネも
[03:01.00]「今となっちゃどうでもいいさ。
[03:03.70]あぶれ者の小さな 逃避行の旅だ」
[03:14.48]いつか夢見た優しくて、
[03:16.90]誰にも好かれる主人公なら、
[03:19.72]汚くなった僕たちも見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな。」
[03:25.11]「そんな夢なら捨てたよだって現実を見ろよ。
[03:30.49]シアワセの四文字なんてなかった、
[03:32.64]今までに人生で思い知ったじゃないか。
[03:35.91]自分は何も悪くねえと
[03:38.48]誰もがきっと思ってる。」
[03:56.94]あてもなく彷徨う蝉の群れに、
[03:59.90]水も無くなり揺れ出す視界に、
[04:02.50]迫り狂う鬼たちの怒号に、
[04:05.02]バカみたいにはしゃぎあいふと君けナイフを取った。
[04:09.26]「君が今まで傍にいたからここまでこれたんだ
[04:13.72]だからもういいよ。もういいよ」
[04:15.90]「死ぬのは私一人でいいよ」
[04:28.03]そして君は首を切った
[04:30.15]まるで何かの映画のワンシーンだ。
[04:33.13]白昼夢を見ている気がした
[04:35.85]気づけば僕は捕まって。
[04:38.44]君がどこにも見っからなくって
[04:41.09]君だけがどこにもいなくって
[04:43.80]そして時は過きていった
[04:45.99]ただ暑い暑い日が過ぎてった
[04:49.05]家族もクラスの奴らもいるのに
[04:51.68]なぜか君だけはどこにもいない
[04:54.43]あの夏の日を思い出す。
[04:56.86]僕は今も今でも歌ってる。
[04:59.81]君をずっと探しているんだ。
[05:02.50]君に言いたいことがあるんだ。
[05:05.07]九月の終わりにくしゃみして
[05:07.52]六月の匂いを繰り返す。
[05:10.38]君の笑顔は
[05:11.56]君の無邪気さは
[05:12.98]頭の中を飽和している
[05:15.77]誰も何も悪くないよ。
[05:18.45]君は何も悪くはないから
[05:20.94]もういいよ。
[05:22.25]投げ出してしまおう
[05:23.83]そう言って欲しかったのだろう？なあ？